クラウド・コンピューティングの規模は今や200億ドル近くに上っているが、誰もが等しくその恩恵を享受しているわけではない。Synergy Researchの新しい報告によると、アマゾン ウェブ サービス(以下AWS)はクラウド市場全体の28%を支配しており、Microsoft Azureは収益を生んではいるものの、依然として市場のわずか10%を占めているにすぎない。 AWSがリードしている比率は以前ほど大きくはないものの、クラウド市場がAWSやマイクロソフトなどの「持てる者」と、その他の「持たざる者」とに収束するのは明らかなようだ。 大規模市場のさらなる拡大アマゾン、マイクロソフト、その他の企業がクラウドからの収益を逃すまいとしていることから、クラウド市場の規模がいかに大きいのかは、何年ものあいだ推測するしかなかった。クラウド市場は変化している。四半期ごとのクラウド・インフラ・サービスの収益
関連キーワード Amazon Web Services | IBM(アイ・ビー・エム) | IaaS クラウド市場シェアの算出はつかみどころがない作業で、米Amazonが「Amazon Web Services」(AWS)の収益を公表するまではっきりしたことは分からない。だが、ある調査会社は、決定的な数字をつかんだと主張している。 AWSの収益の詳細が明らかになるのは、次の四半期だ。そのとき、AmazonはAWS単独の収益を財務報告で初めて公開する。 AWSの収益が分からない中で、米ネバダ州レノにあるSynergy Research Group(SRG)は、クラウドプロバイダーの収益に関するデータを収集して市場シェアを特定した。SRGで主任アナリスト兼マネージングディレクターを務めるジョン・ディンスデール氏によると、データの収集の対象となったのは、四半期調査の結果、公開されている既存の財務
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