特集:XAMLファミリ共通開発のすゝめ(後編) MVVMパターンを使ったクロス・ターゲット開発 岩永 信之 2012/01/17 前回、GUIアプリ開発において、異なるターゲット間でソース・コードを共通化できる部分と、できない部分があるという話をした。共通化できないのは、以下のような部分である。 UIに深くかかわる部分 セキュリティにかかわる部分 この辺りを最初から意識して作れば、クロス・ターゲット開発もしやすくなるだろう。特に、XAMLファミリの場合、XAML+.NET言語(C#やVB:Visual Basic)を使って、データ・バインディングという仕組みに基づく共通の開発スタイルになっているため、アプリの大部分を共通化できる。 今回は、具体的なサンプル・アプリ(C#)を使って、XAMLファミリ間でのクロス開発の手法を説明していこう(※以下の本文中も含めて、VBのコードは割愛する)。サン