筆者は僭越ながら社長ブログというものを書いているのだが、先日、ある記事を見た当社の女性スタッフが、「これ、いいですね。“いいね”ってやりたいですね」という反応をしてくれた。 確かに、それはちょっとした写真が載っているだけで、わざわざ文章でコメントを書きこむほどではない記事。「いいね」を押したいというスタッフの気持ちは、なんとなく分かる。 SNSの普及とともに、発信された情報に対する「“いいね”程度のフィードバック」が、コミュニケーションの一形態として多くの人の体に染みついてきたことを実感する出来事だった。 企業内SNSの“Like”はハンコと同じ? 以前にも何度か書いてきたが、当社の社内コミュニケーションは米国製のエンタープライズソーシャルネットワークが主流となっている。メールと併用ではあるが、全体のコミュニケーションの半分以上はフィード上だ。 そこでの投稿内容は様々である。身の回りのちょ