ベネズエラ大統領選 現職の勝利発表も 各国から見直し求める声 | NHK南米のベネズエラで行われた大統領選挙は、現地の選挙管理委員会がマドゥーロ大統領の勝利を発表しましたが、アメリカや中南米の各国から選挙結果の見直しなどを求める声が相次いでいます。 28日に投票が行われたベネズエラの大統領選挙は、現地の選挙管理委員会が29日、3期目を目指す反米左派のマドゥーロ大統領が51％を得票し、主要野党の統一候補のゴンサレス氏をおさえて勝利したと発表しました。 ただ、投票所ごとのデータは示されておらず、野党側は各地の投票所に派遣した立会人などの調査で、ゴンサレス氏がおよそ70％を得票し、マドゥーロ氏のおよそ30％を大きく上回ったとしています。 これについてアメリカのブリンケン国務長官は「ベネズエラ国民の意思や投票を反映していない」として、懸念を示しました。 また、アルゼンチンやコスタリカ、パナマなどの中南米の右派政権の国々も懸念を示すとともに、開票作業には透明性が必要だと
特別リポート：飢えと腐敗、ベネズエラ中国事業の「負の遺産」
