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ブックマーク / bunshun.jp (29)

  • 《2008年M-1ファイナリスト》U字工事に聞いてみた 「どうして栃木ネタ一本でここまで生き残れたんですか?」 | 文春オンライン

    2008年のM-1決勝戦。栃木訛りで繰り広げられる作りこまれた漫才で一躍有名となったU字工事のふたり。漫才終盤で放つ「ごめんね、ごめんね~」のギャグは一世を風靡した。 あれから13年。コンビ結成22年目を迎えた2人だが、ネタは当時と変わらない栃木ネタだ。競争の激しい芸能界で、栃木ネタ一でも飽きられることはなく、常にテレビの世界で笑いをとり続けている。 ドラマでいう主役のような華々しいポジションではない。だが、名バイプレイヤーのように息の長い活躍を続ける2人に、芸能界で生き抜く術を聞いた。(全2回の1回め/#2を読む) ◆◆◆ 栃木ネタ以外に挑戦してみたこともあるけれど… ――デビューしてから今年でもう22年目になるんですね。 益子 当にありがたいことですよ。コンビ結成したばっかりの時は、どっかの事務所にさえ入っとけば栃木に帰った時に「俺ら芸能人だったんだぜ!」って自慢できるからってくら

    《2008年M-1ファイナリスト》U字工事に聞いてみた 「どうして栃木ネタ一本でここまで生き残れたんですか?」 | 文春オンライン
    kaoruw
    kaoruw 2021/04/16
    北関東の穏やかさがあふれる良いインタビュー。お祭りの営業で見たけどU字工事の腕はすごい。
  • 「尾身さんを少し黙らせろ。後手後手に見えるじゃないか」“やり手”のはずの菅首相、新型コロナで無力な理由 | 文春オンライン

    「実務型」だと聞いていたけれども、まったくそんなことはなかった。菅義偉のことだ。 新型コロナウイルスについて「年末年始で感染状況のベクトルが下向きになると考えていた」、緊急事態宣言の効果は「1カ月で事態改善」と述べるなど、見通しの甘さが方々から指摘されている。おまけにビジネス関係者の入国が「首相の強い思い」によって継続したかと思えば停止になるなど、喋りも意思決定もおろおろしている状態だ。 「尾身さんをもう少し黙らせろ。後手後手に見えるじゃないか」 こうなると、菅がなぜ総理大臣になってしまったのか、「実務型」「影の実力者」という神話はいったい誰が作ったか、そうした疑問が湧いてくる。

    「尾身さんを少し黙らせろ。後手後手に見えるじゃないか」“やり手”のはずの菅首相、新型コロナで無力な理由 | 文春オンライン
    kaoruw
    kaoruw 2021/01/15
    菅官房長官と番記者たちのチームが「実務型政治家」という幻影を作り出したが、その恫喝手法は当然ウイルスには通用しない。菅が総理になり漂流する官邸の現状を容赦なく描く。
  • 【再掲載】素朴な疑問 卓球にはなぜ「カットマン」がいるのか? | 文春オンライン

    2021年に延期となった東京五輪。 日がメダルを期待できる注目競技のひとつに卓球があります。近年、日勢の躍進は目覚ましく、張智和選手や伊藤美誠選手などが世界を相手に活躍し、2018年には国内プロリーグ「Tリーグ」も開幕しました。 そんな活況の卓球界において、ひと際異彩を放つプレースタイルがあります。それが「カットマン」と呼ばれる選手たち。 なぜ卓球には「カットマン」という特異な存在が居るのか――その理由に迫った「文春オンライン」2018年掲載記事を再掲載します。なお、記事中の年齢、日付、肩書などは掲載時のままです。 ◆◆◆ 10月24日に卓球のプロリーグ「Tリーグ」が開幕した。世界最高峰のリーグを目指す輝かしい一歩だ。水谷隼、張智和、石川佳純、平野美宇ら日本代表選手の多くが顔を揃え、これに海外の強豪選手が加わる。 彼らのプレースタイルはさまざまだが、その中で極端に異なるスタイルの選

    【再掲載】素朴な疑問 卓球にはなぜ「カットマン」がいるのか? | 文春オンライン
    kaoruw
    kaoruw 2020/12/10
    へえ~
  • 「そばの納品数と実売数の差は3%の範囲内で」 大手でも老舗でもない“古参人気そばチェーン”の独自戦略 | 文春オンライン

    「そば処かめや」は東京都内に6店舗を展開する人気大衆そばの古参店である。その母体は上野池之端の老舗割烹「亀屋一睡亭」である。昭和46年に新宿思い出横丁で開業して以来、代表取締役の荒川雄行(かつゆき)さんは、一代でその味を作り上げ守ってきた。

    「そばの納品数と実売数の差は3%の範囲内で」 大手でも老舗でもない“古参人気そばチェーン”の独自戦略 | 文春オンライン
    kaoruw
    kaoruw 2020/10/27
    新宿西口思い出横丁にある、そば処かめや。都内に6店舗展開。母体は上野池之端の割烹・亀屋一睡亭で、セントラルキッチンは神田須田町。ローカルチェーンの話は面白い。
  • 市場に傷つき、市場に癒される――現代の生きづらさについて | 文春オンライン

    それはメンタルヘルス業界のトレンドの変化を示唆しているように思う。 メンタルヘルス業界の流行り廃り メンタルヘルス業界の流行り廃りは、ファッションよりは長持ちする気もするけれども、アイドルグループが誕生して解散する周期よりも短いかもしれない。 『野の医者は笑う: 心の治療とは何か?』(誠信書房) 最近でも、スピリチュアルやヨガ、コーチング、あるいはアドラー心理学やマインドフルネスが、次々と脚光を浴びては、徐々に落ち着いていくのを、私たちは目撃してきた。 江戸時代の流行り神や19世紀ヨーロッパの催眠術師がそうであったように、そのときどきの社会の不安にピタリと対応する治療文化が生まれては消えていくのが、メンタルヘルスの世界だ。 そう思って、私自身は臨床心理学という地味な学問を専門にして、力動的心理療法という昔ながらのカウンセリングを日々提供していると同時に、現代的なメンタルヘルスの動向や民間で

    市場に傷つき、市場に癒される――現代の生きづらさについて | 文春オンライン
    kaoruw
    kaoruw 2020/08/24
    「ビジネス書が大量に売られていて、ビジネスの話を通して、鬱々とした人生を大きく変える癒しの物語を語っている。「生きづらさ」の解決が「市場」という外的な環境を生き抜くすべに求められている」
  • 「アイドルだけど目が小さいのがコンプレックスだった…」20歳元アイドルの私が抱えた葛藤 | 文春オンライン

    2010年ごろからアイドル戦国時代と称されるようになり、ももいろクローバーZやでんぱ組.incがブレイクしたが、14年5月に「音楽好き」の心を掴むグループが誕生する。ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)が手掛けたアイドルネッサンスだ。 アイドルネッサンスはBase Ball Bear『17才』を皮切りに、原田真二からKANA-BOONまで、今の楽曲を歌とダンスでカバーする「名曲ルネッサンス」をテーマに活動すると、ファンたちは自分の青春時代と重ね合わせて熱狂した。 しかし、ブレイクスルーできなかったことなどを理由に、18年2月にアイドルネッサンスは解散してしまう。現在はそれぞれの道に進んでいるが、その中で、ソロアーティストとして活動している南端まいな(20歳)に「あの頃」を聞いた。(全2回の1回目/#2へ続く) ◆◆◆ 「チャゲ&飛鳥さんや広瀬香美さんが好きでした」 ――アイドルネッサ

    「アイドルだけど目が小さいのがコンプレックスだった…」20歳元アイドルの私が抱えた葛藤 | 文春オンライン
  • 「日本国紀を買うなんてありえない」“普通の人々”をいないことにする「マスコミの罪」 | 文春オンライン

    『永遠の0』『海賊とよばれた男』などのベストセラーを著し、いっぽうでツイッターでは「中国韓国への攻撃的な姿勢を露骨に示し、女性蔑視的なツイートも含む」言説を書き散らす百田尚樹。 この二面性を持つ百田尚樹とはいったいどんな作家で、彼の読者とはどういった人たちなのか。百田氏人に取材を繰り返すなどしてその実相を詳らかにしたのが『ルポ 百田尚樹現象』(小学館)である。その著者でノンフィクションライターの石戸諭に話を聞いた。 「間違っているといわれている側になにがあるんだろう」 ―――書は、百田尚樹氏やその周辺人物を取材することで「向こう側」をかいたルポとあります。 石戸諭(以下、石戸) リベラルがやりがちなのは、百田尚樹に対して、あるいは安倍晋三や小池百合子でもいいですが、彼に対してどこがどう間違っているかをたくさん並べていくことです。 それを『ルポ 百田尚樹現象』では、「間違っているのはわ

    「日本国紀を買うなんてありえない」“普通の人々”をいないことにする「マスコミの罪」 | 文春オンライン
  • 為末大、本田圭佑、スガシカオが炎上……いま、有名人の「コロナツイート」が燃えやすい理由 | 文春オンライン

    4月7日、緊急事態宣言が発令された東京、神奈川、大阪、福岡など日の大都市部。不要不急の外出を控え、仕事も出来る限りのリモートワーク。しかし様々な社会活動の「自粛」に対する「補償」の話はなかなか前には進まないまま、増えゆくばかりの感染者数をただただ眺める悶々とした日々が続いております。 「出勤しちゃうんだ」 緊急事態宣言の翌日、「侍ハードラー」「走る哲学者」こと400mハードル日記録保持者、為末大さんが「朝の山手線、乗客35%減どまり」というニュースにこんなコメントをつけてツイートしたところあっという間に大炎上しました。

    為末大、本田圭佑、スガシカオが炎上……いま、有名人の「コロナツイート」が燃えやすい理由 | 文春オンライン
    kaoruw
    kaoruw 2020/04/15
    西澤千央。「3.11の「みんなで一丸」はもはや通用しない」 これですね
  • 「僕の初恋は近所に住んでいたオス犬だった」開高健ノンフィクション賞受賞作家が語る“動物性愛”の世界 | 文春オンライン

    動物を「」や「夫」と呼び、ともに生きる人々がいる。動物を文字通り”伴侶”として選び、生活を共にするだけでなく、時にセックスをすることもある。彼らは精神医学の分野で「ズーフィリア(動物性愛)」という呼称で分類されていることから、自らを「ズー」と名乗るのだという。 そんなズーたちを2016年6月末から学術調査しまとめた単行「聖なるズー」(集英社)が、今年「第17回開高健ノンフィクション賞」を受賞した。著者は京都大学大学院博士課程文化人類学でセクシュアリティについて研究をしている濱野ちひろさんだ。 ズーとは一体何を考え、どんな生活をしている人々なのか。謎深きズーについて、著者である濱野ちひろさんに話を聞いた。 ◆ 「ズーフィリア(動物性愛)」とは? ――著書ではじめて「動物性愛」という言葉を知り、衝撃を受けました。まず、動物性愛について説明いただけますか? 濱野 普通に生活しているとなかなか

    「僕の初恋は近所に住んでいたオス犬だった」開高健ノンフィクション賞受賞作家が語る“動物性愛”の世界 | 文春オンライン
    kaoruw
    kaoruw 2019/11/26
    大島渚の映画があったなあ
  • ラグビー日本代表戦の裏の『いだてん』 “地雷の山”である近現代史を語る上で、なぜ「落語」が必要だったのか | 文春オンライン

    JRが東京周辺ほぼすべての電車の運行を停止した歴史的な土曜日の翌日、2019年の10月13日の夜8時、あなたは台風19号の後始末に追われていたかもしれない。ようやく動き始めた電車に乗って、日曜日の職場で前日の後始末をして月曜に備えていたかもしれない。避難勧告で家を出たまま、避難所ですごしていたかもしれない。 そしてもちろん、多くの視聴者と同じように、家で、あるいはスポーツバーで、視聴率39%を記録したラグビー日本代表のスコットランド戦に声援を送っていたかもしれない。 色々な状況があり、いろいろな価値観がある。僕が今から書くのは、あの日、日を覆った台風被害とスポーツの熱狂の裏で『いだてん』宮藤官九郎が何を語っていたかということについての話だ。夜に放送された第39回『懐かしの満州』は、第二章の最終幕であるだけでなく、『いだてん』という大河ドラマの質、宮藤官九郎人が「最も描きたかった」と語

    ラグビー日本代表戦の裏の『いだてん』 “地雷の山”である近現代史を語る上で、なぜ「落語」が必要だったのか | 文春オンライン
  • 逃亡犯条例撤回 「こいつら暴徒だわ」香港デモ隊の“醜い真実”をあえて書く | 文春オンライン

    約3か月間にわたって香港を騒がせていた大規模デモは9月4日、騒動の引き金である逃亡犯条例改正案の完全撤回を香港政府側が表明したことで大きな岐路を迎えている。デモ賛同者の多くは「遅すぎる」と不満を表明し、残りの要求事項の実現を求めて抗議継続を宣言しているが、長期間の抗議運動が一定の成果を引き出したのは事実だろう。 私は8月26日から現地に滞在している。騒動が一定の節目を迎えたことで、現地で見聞した不都合な事実――。すなわちデモ隊にとって都合の悪い情報についても、あえて伝えるべきだと考えて今回の記事を書くことにした。以下で詳しく書くように、デモ参加者の一部はかなり暴力的な行動にはしっており、さらに従来我々に伝えられてきたデモ報道は(欧米メディアの情報も含めて)あまり客観的ではない。 条例改正案の撤回という最低限の落としどころが生まれたことを契機に、このデモは収束してほしい。私はいまやそう願うよ

    逃亡犯条例撤回 「こいつら暴徒だわ」香港デモ隊の“醜い真実”をあえて書く | 文春オンライン
  • 「危険すぎる」テレ東社内も激怒 “タブー番組”「世界のヤバい飯」なぜ復活できた? | 文春オンライン

    『ハイパーハードボイルドグルメリポート』という番組を知っているだろうか。 テレビ東京の深夜枠で2017年から放送されるや、ネットで瞬く間に話題になった“グルメ番組”だ。 「うことすなわち生きること」が番組のコンセプトなのだが、リベリアの墓地に住む元人い少年兵や台湾マフィア、アメリカのギャングといったマジでヤバい奴らの“ヤバい飯”を撮り続けている。 不定期放送のため、半ば伝説化している同番組だったが、7月15日夜9時~、『ウルトラハイパーハードボイルドグルメリポート ~ヤバい世界のヤバい奴らのヤバい飯~』として1年ぶりに復活する。 入社7年目(当時)で番組を立ち上げた30歳の上出遼平さん。続編への思いを聞いた。(全2回の1回目/#2も公開中) ◆◆◆

    「危険すぎる」テレ東社内も激怒 “タブー番組”「世界のヤバい飯」なぜ復活できた? | 文春オンライン
  • 警察庁長官狙撃真犯人「捜査秘録」 原雄一×江川紹子 | 文春オンライン

    江川 未解決に終わった國松孝次警察庁長官狙撃事件について、私たちの知りたかったことが、このには全部書いてあります。犯行を自供している中村泰(ひろし)という老人が真犯人だという報道は以前から一部でありましたが、直に中村の取り調べを担当した原さんの記録ですから、実に具体的で決定的です。裏付けもほぼ取れたのに、なぜ立件できなかったのか。なぜ公安部がオウム真理教犯行説にこだわり続けたのか。その経緯がよくわかりました。 原 私は警察官人生36年半のうち多くの年月においてオウム事件と警察庁長官狙撃事件に携わりました。平成7年の地下鉄サリン事件と麻原彰晃逮捕から、平成24年に最後の特別手配犯を逮捕するまでかかわった。そんな捜査員は、たぶん私しかいないと思います。 江川 オウム裁判はこの1月にすべて終わって、3月には死刑囚13人のうち7人が、東京拘置所から地方の拘置所へ移送されましたね。 原 執行が現実

    警察庁長官狙撃真犯人「捜査秘録」 原雄一×江川紹子 | 文春オンライン
  • 信者を集めて年収1千万? カルト化するネトウヨ商売の闇 | 文春オンライン

    近年、コンスタントに著書を発表し続ける気鋭の若手評論家・古谷経衡氏。そんな彼が5月30日に刊行したのが、『女政治家の通信簿』(小学館新書)と『愛国奴』(駒草出版)の2冊の新著だ。なかでも『愛国奴』は、小説の形で「保守ムラ」の言論人やそのフォロワーである「ネット右翼」たちの世界の裏側を暴露したことで特定の界隈を震撼させている。 サイトの人気寄稿者で、『八九六四』などの著作がある中国ルポライターの安田峰俊氏と、古谷氏はともに1982年生まれ。在学中の面識はないものの同じ立命館大学文学部史学科卒だ(入学年は安田氏が1年早い)。安田氏もまた、ブログを契機に書籍デビューをしており「古谷氏とやや近いバックグラウンドを持っている」という。 今回は『愛国奴』を題材に、ゼロ年代以来の日のネット世論の闇とネット保守業界の真実について、2人に存分に語り合ってもらうことにした。 (※この対談は7月26日に開催

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  • 四半世紀も眠っていた「田中角栄の愛弟子」が安倍一強打倒に動き出した | 文春オンライン

    ※#1〈「日一選挙に強い男」中村喜四郎はなぜ新潟県知事選に気で挑んだのか〉より続く ◇ ◇ ◇ 私の手元にA4判1枚の内部資料がある。新潟県知事選で野党6党派が推す女性候補者の陣営幹部が作成した応援弁士の行程表だ。 〈◎往路 東京駅発7:48(Maxとき305)→浦佐駅着9:20 浦佐駅改札口(1カ所のみです)でお出迎え〉 選挙戦終盤の6月4日、「日一選挙に強い男」と呼ばれる無所属(衆院当選14回)の中村喜四郎は、その紙にびっしりと書かれた応援スケジュールをこなすため、朝早くから新潟の地に向かった。 「浦佐」は因縁浅からぬ土地 元田中角栄秘書である中村にとって、「浦佐」は駅前にオヤジの銅像が立つ因縁浅からぬ土地だ。応援集会に駆けつける前、旧知の元自民党国会議員を支えていた有力支援者の元を訪問した。午後、新幹線と特急を乗り継ぎ、夕方に街頭演説がある新発田に早めに到着。真っ先に角栄の盟友

    四半世紀も眠っていた「田中角栄の愛弟子」が安倍一強打倒に動き出した | 文春オンライン
    kaoruw
    kaoruw 2018/06/08
    中村喜四郎その2
  • 「日本一選挙に強い男」中村喜四郎は、なぜ新潟県知事選に本気で挑むのか | 文春オンライン

    衆院ナンバー3の古株でありながら 告示後も3度にわたり新潟入り。自民・公明両党が支持する男性候補者と競り合う中越地方で「極秘のローラー作戦」を展開し、同地方のホールでは500人の聴衆を前に「新潟から女角栄を生みだしていただきたい」と熱弁を振るった。選挙戦終盤には野田佳彦とともに街頭でマイクを握り、知られざる雄弁家の一面を見せつけた。 議員生活40年。小沢一郎、野田毅に次ぐ衆院ナンバー3の古株でありながら、一部の政治通を除けば、忘れられた存在だ。それも無理はない。1994年3月にゼネコン汚職事件で逮捕され、自民党を離党してから四半世紀が経とうとしている。その間、国会の議場では1度しか発言したことがないのだ。 しかし、衆院茨城7区では熱狂的な支持を集め、麻生太郎側近の自民党現職に5戦5勝。中村の応援に森喜朗や古賀誠ら引退した大物たちが入ったこともあり、同じ中学校の後輩である公明党代表の山口那津

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  • 東海テレビに注目! 「このドキュメンタリーがすごい」会議【前編】 | 文春オンライン

    ◆ 従来のドキュメンタリーの風潮に必死で抵抗している 佐々木 3人がこうして集まるのは初めてですが、お互いのことはそれぞれ知っていたんですよね。僕は大島さんのお名前を『情熱大陸』の秋元康さんの回とか、面白い番組を観るたびにやたらとスタッフロールで拝見していて、「いつか会いたい、会いたい」と思っていたんです。 大島 それで半年くらい前に飲んだんですよね。いま僕はネツゲンという制作会社を経営していますが、もともとはフジテレビで『NONFIX』とか『ザ・ノンフィクション』のディレクターをしていました。その時代に仲良くしていた人が、佐々木さんとも縁があって繋がった。佐々木さんには『ケンボー先生と山田先生』という、辞書をめぐる2人の国語学者の人生を追った作品などがありますが、とにかくこの人は従来のドキュメンタリーの風潮に必死で抵抗している人だなって思った。手法的にも、テーマ設定の仕方にしても。 佐々

    東海テレビに注目! 「このドキュメンタリーがすごい」会議【前編】 | 文春オンライン
    kaoruw
    kaoruw 2018/02/20
    「現在進行形のドキュメントは「不幸」を期待してしまう」「『ザ・ノンフィクション』も不幸が起こってほしい的な圧力が番組全体にあります。視聴者も不幸がなければ始まらない、みたいな期待を」
  • 10年に1本級の傑作はこれだ! 「このドキュメンタリーがすごい」会議【後編】 | 文春オンライン

    大島 アメリカのデヴィッド・ゲルブ監督の『二郎は鮨の夢を見る』というドキュメンタリー映画があるんです。これを観たときに単純に悔しいって思ったんですよ。日人の手で日文化をきちんと撮ってみたいって。 土方 ラーメンは日文化を言い尽くしていますもんね。 大島 でもラーメンですからね、もう、何の問題提起もない作品です(笑)。「沖縄で起きていることに比べたらラーメンなんて」って、思う人はたくさんいると思います。 『ラーメンヘッズ』 「とみ田」店主・富田治氏 ©ネツゲン 佐々木 いや、あえてラーメンをドキュメンタリー作品にすることが重要なんですよ! そこから「日人とは?」という問題提起も立ち上がるわけですし。「ドキュメンタリーだから大切なことを扱っているので、多少つまんなくても、テンポが悪くても、大事な問題だから我慢して見ましょう」というのは不健全。「面白い」と「ドキュメンタリー」は十

    10年に1本級の傑作はこれだ! 「このドキュメンタリーがすごい」会議【後編】 | 文春オンライン
    kaoruw
    kaoruw 2018/02/20
    おすすめドキュメンタリー作品 イカロス、アクト・オブ・キリング、戦場でワルツを
  • 精読『吉本興業百五年史』 「わろてんか」には描かれない“お笑い王朝史” | 文春オンライン

    NHK連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインは、お笑い王国「吉興業」の祖がモデル。そんな「よしもと」のドラマでは描かれない歴史とは? 昨秋刊行された、800ページにも及ぶ『吉興業百五年史』を読破した芸能史研究者・笹山敬輔さんが、知られざる吉王朝の姿を読み解きます。 ◆ 『百五年史』は、吉共和国による初めての「正史」である 歴史は勝者によって書かれる――中国では、新しい王朝が成立するたびに、前王朝の「正史」が編纂されてきた。それは、正確な歴史叙述をするというよりも、現王朝の正統性をアピールするために書かれるのが常である。国家の歴史ほど大きな話ではないが、会社が自らの歴史を編纂する「社史」もまた、そのミニチュア版と言えるだろう。 2017年、吉興業は、創業者をモデルにしたNHK連続テレビ小説『わろてんか』の放送開始に合わせるかのように、『吉興業百五年史』を出版した。1冊10500円

    精読『吉本興業百五年史』 「わろてんか」には描かれない“お笑い王朝史” | 文春オンライン
  • ムショ本から介護殺人者の告白まで urbanseaが選ぶ2017年「5冊の傑作ノンフィクション」 | 文春オンライン

    潜入ルポ、ヤクザもの、自伝評伝に社会派ドキュメント……。日々、ノンフィクションを渉猟して読み続けるurbanseaさんに、「極私的2017年の5冊」を選んでいただきました! ◆ 語り合われる、監獄を経験した者ならではの機微 堀江貴文・井川意高『東大から刑務所へ』(幻冬舎新書) 《堀江「なんだか知らないけど僕のところに花が毎日差し入れされるようになって、差出人を見たらK-1を作った石井和義館長でした」/ 井川「殺風景な部屋に花があると、どれだけありがたいかわかっている人だ」》 拘置所でのエピソードである。

    ムショ本から介護殺人者の告白まで urbanseaが選ぶ2017年「5冊の傑作ノンフィクション」 | 文春オンライン