先月、奈良県宇陀市の2階建ての建物で火事があり、焼け跡から大量の大麻草が見つかっていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、密売目的で栽培されていたと見て調べるとともに、建物を所有しているベトナム人の男が事情を知っていると見て行方を捜査しています。 捜査関係者によりますと、警察が現場を調べたところ、2階の焼け跡から大量の大麻草が見つかったということです。また、室内からは大麻の栽培に使われていたと見られる照明器具も発見されました。 これまでの調べで、建物は、もともと住宅として使われていて、大阪・生野区のベトナム人の男が去年9月に購入して出入りしていたということです。警察は、密売目的で大麻草が栽培されていたと見て調べるとともに、火事のあと所在がわからなくなっているベトナム人の男が事情を知っていると見て行方を捜査しています。
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