駒の湯温泉の旅館倒壊現場で行方不明者の捜索をする警察官ら=15日午前9時58分、宮城県栗原市で共同通信社ヘリから 岩手・宮城内陸地震で、宮城県栗原市の温泉旅館「駒の湯温泉」の災害現場で15日に発見された男女3人の遺体のうち、2人は宿泊客の東京都葛飾区の地域プランナー、麦屋弥生さん(48)と、東京都北区の鉄道博物館学芸員、岸由一郎さん(35)と判明した。 また同じ現場で死亡が確認されたもう1人の女性は経営者の妻、菅原チカ子さん(80)と判明。まだ現場には4人が取り残されており、警察や消防が懸命の救出作業を続けている。 麦屋さんと岸さんは、廃線になった第三セクター「くりはら田園鉄道」の資産の保存活用に関する検討委員会のメンバーとして、13日に会議に出席し、この旅館に宿泊していた。麦屋さんは14日には同市の湿原で環境資源調査を行う予定だったという。 栗原市のまちづくりアドバイザーを務めていた麦屋
中国人監督が撮ったドキュメンタリー映画「靖国」をめぐり、公開日の4月12日からの上映を決めていた映画館5館すべてが、31日までに上映中止を決めた。すでに1館が3月中旬に中止を決めていたが、残り4館も追随したかたちだ。 いずれもトラブルや嫌がらせなどを警戒しての判断という。5月以降の上映をほぼ決めていた別の数館は、日程や上映の可否も含めて配給側と協議を続けている。 映画は4月12日から都内4館、大阪1館での上映が、配給・宣伝を担当するアルゴ・ピクチャーズと映画館側との間で決まっていた。 今回中止を決めた銀座シネパトス(東京都中央区)を経営するヒューマックスシネマによると、3月20日過ぎから街宣車などの抗議を受けたことなどから、27日にアルゴに「降りたい」と伝えた。「お客さんや近隣の店への迷惑もあり、自主的に判断した」という。 また、Q―AXシネマ(同渋谷区)も31日、「お客様に万が一
2ちゃんねるやニコニコ動画を毎日巡回していると、テレビではあまり流れないニュースが話題になっているのをよく見かけます。最近では中国ネタが多くなっていて、特に世界的にも関心が高いチベット問題には注目が集まっています。このネット上の反応と比べると、日本の一般マスコミ(特にテレビ報道)は、随分淡々としているという印象があります。たまに報道された場合も中国側に配慮したコメントが多く、基本的に「チベット自治区で暴動が発生した」という論調になっていることに強い違和感を覚えるのは、私だけではないはずです。 本来なら「中国に軍事侵略されたチベットの人々が、"抗議のデモ"を起こした」というのが正しいはずなのに、「中国国内で暴動が発生した」と報じるのは、意図的にミスリードを誘ってるとしか思えません。さらに日本の総理大臣も、中国を擁護する発言で来日間近の胡錦濤主席を必死にフォローする始末。このような日本の現状を
朝からの会議は英語セッション。 英語を話すのが苦手である。 英語を話すと、善良で頭悪そうな人間になるか、狭隘で攻撃的な人間になるか、どちらかだからである。 ふだん日本語を話しているときの、「表面的にはディセントだが、言葉の奥に邪気がある」というダブルミーニングの術が使えない。 「隔靴掻痒」とはこのことである。 論じられている問題については、公的にも私的にもぜひ申し上げねばならぬような知見があるわけでもないので、2時間半黙って坐っている。 午後から講談社FRAUの取材。 若い女性が三人でやってくる。 お題は「ダイエット」なのであるが、ひろく身体一般について語る。 今度は1時間半ほどノンストップでしゃべりまくる。 聴き手が若い女性のときは学生相手に無駄話をしているときのようなカジュアルな気分になってしまうので、話はあちらへ飛び、こちらへ逸れ、話頭は転々として奇を究め、約しがたいこと常の如しなの
「本能寺の変」(1582年)は、日本史の中でも最大の謎といえる事件のひとつです。本能寺の旧境内地は京都の中心街(中京区蛸薬師通西洞院付近)の地下に眠っているのですが、今回初めて発掘調査のメスが入りました。織田信長の時代の石垣や、「能」が浮き彫りされた瓦を目にしたときは、さすがに興奮しました。 これを機に、改めて当時の文献を調べ直し、発掘成果がもつ意味を考えてみました。産経新聞の3日夕刊付1面に載った「信長の本能寺御殿は、意外と簡素だった」というのが結論。本能寺の本堂に立ち、槍(やり)や刀で奮戦し、やがて火中に消えてゆくというドラマの情景は間違いだとわかりました。 御殿の規模は、およそ40メートル四方。園城寺(三井寺、大津市)に現存する勧学院客殿か光浄院客殿(いずれも国宝)と似たような規模の建物だと想定できました。彼の跡を継いだ豊臣秀吉の聚楽第(じゆらくだい)や徳川家康の二条城などの城郭に比
中国・香港(Hong Kong)のショッピングセンターで、ハロウィーンの催しに魔女の扮装で現れたモデル(2005年10月19日撮影)。(c)AFP/Samantha SIN 【2月29日 AFP】英北部スコットランドで28日、中世から第二次世界大戦中までに魔女狩りなどで有罪となった人々の死後恩赦を求める嘆願書2通が議会に提出された。 嘆願書は、エディンバラ(Edinburgh)近郊在住の超常現象信仰家らが中心となって、ウェブサイト上で署名を募ったもの。 1通は「魔術取締り法」(1735年制定)に違反したとして1944年に有罪となった降霊術師ヘレン・ダンカン(Helen Duncan)の死後恩赦を英内相に働きかけるようスコットランド議会に求めるもので、206人が署名した。 ヘレン・ダンカンは第二次大戦中、降霊会で霊視した船乗りの亡霊から英軍艦が沈没したと告げられた。しかし、軍艦沈没の事実は軍
私にとっての東京とはどの範囲かという話を昨日江さんと堀埜さんを相手にしゃべった翌日に小田嶋隆さんのブログを訪ねたら、小田嶋さんも同じ主題について書かれていた。 おお、シンクロニシティ。 小田嶋さんは東京「キタ」の人であり、私は東京「ミナミ」の人であるので、この差異について若干の思弁を弄したいと思う。 ちなみに「キタ」は「キ」に、「ミナミ」は「ミ」にアクセントを置く(三波春夫と同じ)のが関西風儀である。 まず小田嶋さん的東京とは次のような範囲を指す。 自転車で走る場所も、さすがにネタが尽きてきた。 河川敷のサイクリングロードを上下するのは、この時期、冷たい北風が強すぎてあんまり気がすすまない。苦行っぽいし。 で、都内を走ることになるわけなのだが、情けないことに、私の輪行は、孫悟空の飛翔やハムスターの疾走と同じで、決まった範囲から外に出ることができない。堂々巡りを繰り返している。 その「範囲」
山陽電気鉄道が百年史 420ページで8000円 2008年01月18日 昨年7月に創立100周年を迎えた山陽電気鉄道は、社史「山陽電気鉄道百年史」を制作し、販売している。社史をつくるのは72年発行の「65年史」以来35年ぶり2度目という。 山陽電気鉄道百年史 百年史は、前身の兵庫電気軌道の創業時の運行状況や阪神大震災からの復旧工事の記録など、同社の100年の歴史を5部構成で紹介している。開業直前から1950年までの5台の車両の白黒写真を、特殊技術を使ってカラーで再現して掲載したページもある。 同社は3年前から制作に取り組んできた。編集を担当した同社総合企画部の宮本厚良さん(49)は「できるだけ写真やイラストを入れて親しみやすいものにした。幅広い世代の人に読んでほしい」と話す。 A4判で420ページ。8千円(税込み)。山陽電鉄本社ビル(神戸市長田区御屋敷通3丁目)1階のほか、郵送でも販売する
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