利用者が8億人を超えたといわれるFacebook。人口だけで考えれば、中国、インドに次ぐ世界第3位の国家とみなすことさえできる規模に急成長した。電気/水道/ガスのライフラインに加えて、ITやインターネットも社会インフラになったといわれて久しいが、今やソーシャルメディアも1つのインフラといえる状況だ。本連載ではソーシャルメディアによって、何がどう変わるのかを追う。第1回は、ソーシャルメディアによって消費者同士のコミュニケーションがどのような変化したのかについて、野村総合研究所(以下NRI)の光谷好貴氏の解説を紹介する。 今後、企業の広告塔となり得る“ソーシャルメディアの鉄人” まずはじめにTwitter/mixi/Facebook各々の利用者数だが、NRIが“国内15歳以上のPC保有者で、直近1年間に各ソーシャルメディアに対して閲覧もしくは書き込みを行っている人”を対象に行ったアンケート調査