セキュリティソフトメーカーの株式会社カスペルスキーは、同社の分析機関であるKaspersky Labの調査結果を発表した。調査は、同社の各種セキュリティソリューションに搭載している「保護者による管理」機能の統計データから、子供や青少年などによる、危険なWebサイトへのアクセス動向を分析したもの。 「保護者による管理」機能とは、子供がネットやゲーム、SNSを利用する際に、保護者が適切に管理や制限できるようにする保護機能。有害サイトのフィルタリングのほか、コンピューターやインターネット利用における悪影響から子供や青少年を守れるとしている。 調査では、対象ユーザー1人あたりが、2015年12月から2016年11月までの1年間に、危険だとみられるWebサイトにアクセスを試みた回数を計測。その結果、日本の子供は「アダルト」と「ソフトウェア、音楽、映像」のカテゴリにおいてアクセス試行回数がトップになっ