Adobe Systemsは米国時間5月4日、Adobe Flash Playerの脆弱性に対処するセキュリティアップデートをリリースした。この脆弱性が悪意を持ったハッカーに利用された場合、被害者のPCから制御が奪い取られるという。 Adobeはセキュリティ情報のなかで、「この脆弱性が実際に悪用され、ユーザーをだまして電子メールに添付された悪意のあるファイルをクリックさせるという標的型攻撃に利用されているという報告が寄せられている」と述べている。 また、Adobeは「この脆弱性攻撃はWindowsのInternet Explorer(IE)上で動作するFlash Playerのみを対象としている」と述べているものの、Mac(OS X)やLinux、Androidを使用しているユーザーも自らのFlash Playerのバージョンをアップデートするよう促している。なお、同社はユーザーが使用して
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