ヤフーは11月16日、「Yahoo!JAPAN」の検索データから分析したインフルエンザの感染状況の予測で、14日に流行ラインに到達した可能性があることが分かったと発表した。昨年の流行入りは1月15日だったため、予測が的中していれば、約2カ月早い流行入りになる。 インフルエンザ流行入りは、厚生労働省が毎週報告している「インフルエンザ定点当たり報告数」で定点当たりの数が「1」を超えた時に宣言される(厚労省「インフルエンザに関する報道発表資料」)。 前回の報告は11月11日で、10月31日~11月6日間の数値が発表されており、「0.59」だった。この数字を基準に、ヤフー検索データを使ったロジックに当てはめると、次回発表時(7~13日間)の数値は「1.05」になるとみられ、流行入り宣言の基準を超えると予測した。 昨冬のインフルエンザ流行入り宣言は1月15日。予測値通りの結果なら、昨年より約2カ月も