Linuxは25年前に産声を上げて以来、オープンソースの申し子であり続けている。しかし皮肉なことに、その生みの親であるLinus Torvalds氏がTEDのインタビューで最近語ったところによると、Linuxはオープンソースを目的として作られたものではなかったのだという。 この分野に詳しい人であれば、これは驚くような話ではない。Torvalds氏はオープンソースライセンスのなかで最も正統なGNU General Public License(GNU GPL)をLinuxに採用したが、無償かつオープンなソフトウェアという考え方に対しては、自由ソフトウェアを主張したRichard Stallman氏ほど厳格な姿勢を示したことはないのである。 GNU GPLの採用は政治的な話とは関係なく、オープンソースだからというわけですらない。それは自らのコードに対するコメントを求めるための手段でしかなく、2
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