米国政府が米国時間5月17日に発表したところによると、2009年12月の任命以来、国家安全保障スタッフのサイバーセキュリティ調整官、およびObama大統領の特別補佐官を務めていたHoward Schmidt氏が退任するという。 Schmidt氏は声明で、「専門的な技量を備えた政府部門や民間部門の献身的な同僚とともに、この重責を果たすために働けたことは大いなる名誉」と述べるとともに、「われわれは、サイバースペースのリスクにより適切に対処するための取り組みにおいて確たる進歩を成し遂げた結果、世界中の誰もがサイバースペースのメリットを全面的に享受できるようになった」と述べている。 Schmidt氏が務めた地位は、国土安全保障省(DHS)と国家安全保障局(NSA)における国家のサイバーセキュリティに関する取り組みをめぐる縄張り争いのせいもあって、前大統領の任期中から難しいものとなっていた。同氏はe
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