印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます グループウェア国内最大手のサイボウズが、クラウドサービスのグローバル展開で実績を上げつつある。商材はまさに国産PaaSの「kintone」。“次なる一手”も視野にあるようだ。 過去の苦い経験を糧にグローバル市場へ再挑戦 「当社はかねて“日本発のグローバルソフトウェア企業”になることを目指してきた。ここにきてその手応えを強く実感している」――サイボウズの青野慶久社長は、同社が先ごろ開いた今後の事業戦略についての記者説明会でこう強調した。 サイボウズが今グローバル展開に注力している商材は、自社開発のクラウドサービスであるkintoneだ。グループウェアを主力製品としてきた同社が、これまで培ってきたそのノウハウを基に、自社のクラウド基盤「cy