楽天オークション株式会社は4日、2006年から運営を開始したネットオークションサービス「楽天オークション」について、2016年10月31日をもって終了すると発表した。すでに新規出品者登録・新規ショップ登録は停止されていて、今後段階を踏んでサービスは終了される。 「楽天オークション」は業界第2位のネットオークションサービスだったが、1位の「ヤフオク!」に迫ることはできず、また、最近の「メルカリ」などのフリマアプリの台頭で、自社のフリマアプリ「ラクマ」にも流通総額を抜かれるなど、振るわない状況が続いていた。 今後は、新規出品の停止・新規取引の停止・商品の検索停止と段階をへて10月31日に取引代金の最終出金日(サービス終了)となる。 なお、代替サービスとして、個人は「ラクマ」、法人は「楽天市場」を案内するとしている。