「まちをより良くするために、自分自身がかかわっているんだ!」そんな都市に対する市民の誇り=「シビックプライド」は、市民一人ひとりに行動する力をもたらし、また都市を未来へと動かす推進力ともなります。 全国数多くの自治体でもシビックプライドを掲げた取り組みが見られる中で、『シビックプライド2【国内編】—都市と市民のかかわりをデザインする』が発売となりました。海外事例を集めた『シビックプライド—都市のコミュニケーションをデザインする』の続編です。今回は、大阪府立大学大学院 武田重昭氏が、シンガポールのシビックプライドについて解説します。 “ビシャン・アンモキオパーク”の昼下がり “シティ・イン・ア・ガーデン”のもう一つの代表的なプロジェクトが郊外の住宅地区を流れる河川改修による公園化である。もともとコンクリート三面張りだった護岸をすべて取り壊し、緩い傾斜の自然護岸につくり変えている。これによって
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