Microsoftは米国時間7月1日、ウェブベースの電子メールと一部のクラウドサービスに対し、より強力な規格に基づく暗号化を実装したと発表した。 Microsoftはこの度、6カ月以上にわたる取り組みの末、「Transport Layer Security」(TLS)に基づく暗号化をOutlook.com、Hotmail.com、Live.com、MSN.comにおける同社のウェブメールサービスで有効化した。これによって、相手側の電子メールサービスもTLSを使用する場合は、Microsoftアカウントから発信されるメールとMicrosoftアカウント宛てに送信されるメールの傍受が格段に難しくなる。 MicrosoftのTrustworthy Computing部門担当バイスプレジデントを務めるMatt Thomlinson氏によると、この取り組みは「暗号化を強化するための包括的な技術的取り