今回は前回の「iOS 9の最新機能で自動ルート検索を簡単にゲームに組み込む」に引き続き、ルール2に関する部分として敵の動きの実装を行っていきます。前回では敵がルートに沿って移動する処理を実装しました。今回は敵が1体だけでなく複数体出てくる処理を実装をしたいと思います。 さらに今回からはコードの可読性や拡張性を意識した実装をしていきます。ゲームだけではなく、さまざまな開発現場で利用できる知見を共有できるように進めていきます。 クラスを分割して可読性を上げる GameSceneクラスのコード量が増えてきたので機能を実装する前に現状のコードを少し整理します。一部の処理を別にクラスに移動してみます。 フィールドに関する処理を分ける GameSceneクラスからフィールド生成処理を別クラスに移動します。 Xcodeのメニューの「File」→「New」→「File...」からフィールド情報を持つFie