Linux.Wifatchがマルウェアであることに変わりはない。あるセキュリティ研究者が2014年に最初に発見したもので、ホームルータに不自然な動きがあることから発見につながったという。感染したデバイスは、同じように感染したデバイスで構成されるPtoPネットワークの一部となった。マルウェアはPerlで書かれており、さまざまなアーキテクチャをターゲットにする。各アーキテクチャ向けに静的なPerlインタープリタを持つ。 Linux.Wifatchが通常のマルウェアとは大きく異なるのは次の点だ。デバイスが同マルウェア感染後、スマート冷蔵庫、ルータ、ホームセキュリティ製品などのIoT製品がPtoPネットワークに接続される。こう聞くと、これらIoT製品はPtoPネットワークに従属し、DDoS攻撃などに使われると思うだろう。 しかし、そうではなさそうだ。脅威についての最新情報が発行され、コードは変更し