いま、メディアの価値は“規模の視点”から“質的な視点”へと転換し、これを計測可能な指標で議論できる段階になった。さらには、それに続く“第三の価値”を問う段階がやってきている。 メディアの自律的価値とは何か これまでも「メディアの“広告”的価値」については盛んに議論されてきたが、その前に「メディアの自律的な価値」とは何か、つまり読者(ユーザー)にとっての価値が論じられなければならない。 ユーザーにとって“メディアの価値”とは何か、そこには古くて新しい議論が含まれている。 自分の周囲で、さらには遠く世界で、刻一刻と生起する事象をいち早く知る 多くの人々が共通に事象を知る 事象の本質や背景を深く理解する 事象を、喜びや悲しみ、そして怒りといった情動として味わう 事象だけでなく、多様な人々の思想や感情、習慣を知り、感化される 以上が契機となり、自ら考え、学び、行動する・交流する このようなメディア
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