Googleは、同社のロボットカーに関連する事故などを報告するためのウェブサイトを開設した。これまでは事故の詳細を明かさない方針だった同社に、態度の変化がうかがえる。 米国時間6月5日に開設された同ウェブサイトには、法律によって乗車が義務付けられている人間の運転者の身元は伏せつつ、すべての事故の情報が掲載される予定だ。また同サイトには、Googleのロボットカープログラムの概要と、一般的な交通状況におけるロボットカーの動作と適応性についても記載されている。 同社の初めての月間レポートは5月を対象としたものだが、2009年のプロジェクト開始にさかのぼる事故情報も記載されている。このレポートによると、ロボットカーは最初に開発されて以来、自律運転と手動運転で合計180万マイル(約290万km)以上を走行し、12件の軽微な交通事故に関わったが、いずれもロボットカー側に否はなかったという。4日に起こ