月刊『広報会議』編集部(宣伝会議発行)は11月、2015年に発生した企業・団体の不祥事や謝罪会見に関し、全国の20代以上の男女500人を対象に、最も印象が悪かった事例についてインターネット調査を実施した。 1月号特集「危機管理広報マニュアル」はこちらから 2015年1月~10月に発生した企業・団体の不祥事12事例のうち、最も印象が悪くなった出来事を上位3例まで選択してもらったところ、1位は「旭化成建材、三井不動産傾きマンション問題」(67.2%)となり、7割弱がこの問題を選択するという結果に。その後、「マクドナルド異物混入問題」(39.2%、2位)、「東京五輪エンブレム撤回問題」(35.2%、3位)と続いた。 なお、12事例については、編集部が危機管理の専門家の監修のもと選定した。 大手の企業体質を問うような不祥事が相次いだのが2015年の特徴であると同時に、マクドナルドの異物混入や五輪エ