先日、中国にて「ONE PIECE」の新聞(銭江晩報)での連載が始まったとの情報が話題となった。日本のメジャー作品でありメジャー出版社が本格的に中国市場へ舵を切り始めた大きなニュースといえるだろう。 中国市場は大変魅力的だが、一筋縄ではいかないマーケットであることは誰もが承知しているところである。 特にコンテンツ分野は政治、文化、自国の産業育成に抵触するとみなされ、非常にセンシティブな産業である。経済が急成長している中国では自国にない知財を育成することに力を入れている。 それゆえに日本が世界を席巻しているマンガ、ゲーム、アニメをそのまま輸入したのでは国内市場を席巻されてしまい、自国のコンテンツ産業が崩壊してしまう恐れが規制の背景にあるといわれている。 その意味ではメーカーや製造業の参入スキームとは大きく異なるといえる。中国本土にチャレンジするのであれば、まさに「郷にいれば郷に従え」と前回の
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