内訳としては、中づり広告やトレインチャンネルといった「車両メディア」が257億1200万円(前年比97.6%)、駅ポスターや駅構内のデジタルサイネージなどの「駅メディア」が159億1400万円(同100.5%)。 出版広告の減少が大きく響いた中吊り広告、駅ポスターなどが前年割れした一方で、導入路線を拡大して媒体の価値向上につなげたトレインチャンネル、品川駅の通路の大型ディスレプレイなどのデジタルサイネージ領域は伸長した。 「デジタルメディアは、2015年度の全体の売上構成比で23.5%のシェアを占めている。今後、核になるであろうメディアだと認識している」と星野氏が話すように、首都圏のエリアのほぼすべての主要駅で、デジタルサイネージが導入されていることは、広告出稿主にとっても大きなメリットになっている。 今後に向けた新たな取り組みとして、従来のまど上広告枠の3面分に表示される新サイネージ「ま