果物や野菜、魚や書物といったモチーフを組み合わせて寓意的な肖像画を制作し、20世紀のシュールレアリスム以降のアーティストたちに大きな刺激を与えた画家、ジュゼッペ・アルチンボルド。画業の傍ら、“アートディレクター”として、ハプスブルク家宮廷の祝祭行事の企画演出でも才能を発揮したという。 6月20日から国立西洋美術館で開催されている「アルチンボルド展」(主催:国立西洋美術館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社)では、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点のほか、素描などおよそ100点が展示されている。 同展の話題化と集客促進を目的に、展示会場には、アルチンボルドの創作のアプローチを楽しく体験できるアートインスタレーションが設置されている。 人間の顔を「髪型」「目」「鼻」「口」「顔の形状」などに分類。プログラムが認識した顔の各部位の特徴に、200種類の野菜や果物のCGモ
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