Apple製端末に全画面広告を表示する新種のマルウェアが中国と台湾で猛威を振るっている。Appleは9月にマルウェアに感染した多数のアプリを「App Store」から削除したことが報じられたばかりだ。 米サイバーセキュリティ企業Palo Alto Networksによると、「YiSpecter」と呼ばれるこのマルウェアは、「任意の『iOS』アプリをインストールして起動したり、既存アプリを自らがダウンロードしたアプリで置き換えたり、ほかのアプリの実行を乗っ取って広告を表示させたり、『Safari』のデフォルトの検索エンジンやブックマーク、開いたページを変更したり、端末情報をアップロードしたりする」ことができるという。 YiSpecterの被害者は、高い人気を誇るが現在は開発が行われていないメディアプレーヤー「QVOD」の「プライベートバージョン」または「バージョン5.0」に偽装されたアプリを
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