MicrosoftはCDMを「ビジネスエンティティの格納と管理のための、すぐに使えるビジネスデータベース」だと説明している。CDMはカスタムビジネスアプリケーションを構築するサービス「PowerApps」や、2016年秋に提供予定の、クラウドでERPとCRMを統合的に提供する「Dynamics 365」の中核を占めるデータベースだ。 CDMは、Microsoftのワークフロー自動化ツール「Flow」で作成したフローのビジネスデータベースとして利用できる。CDMには標準的なエンティティが用意されているが、開発者がカスタムエンティティを作成することもできるようになっている。また、すぐに使えるテンプレートも用意される予定だ。 同社はCDMの利用例として、収集したツイートやRSSフィードなどのソーシャルデータの格納を挙げている。Dynamics CRMやSalesforce.com、「Excel」