ヤフーは24日、高次元データの高速検索技術「NGT( Neighborhood Graph and Tree for Indexing)」を開発し、オープンソースソフトウェア(OSS)として「GitHub」に公開したと発表した。 NGTは、テキストや画像、商品・ユーザーデータなど、複数の特徴を持つ高次元データを、膨大なデータベースの中から高速に検索する技術。AIやIoTの登場で膨らみ続けるビッグデータの分析を高速化でき、200万件の言語データを対象に実施した「SASH」との比較では約4倍、「FLANN」と比較すると約12.3倍の高速化を確認したという。 NGTを活用することで近似したデータのマッチングを高速化でき、AI技術の精度向上が可能になるほか、フォーマットや入力方法がバラバラの大量のデータを高速に照合することで、企業内で活用し切れていないデータを名寄せし、AIに最適なビッグデータを生
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