Appleへの賠償額に関する再審理を米最高裁判所の判決が下るまで延期するよう、サムスンが申し立てていた件で、米連邦地裁のLucy Koh判事は米国時間3月22日、これを受理した。この再審理は、カリフォルニア州サンノゼで28日に開始され、約1週間にわたって行われる予定だった。 このわずか数日前には、22日に予定されていたAppleと米連邦捜査局(FBI)の審理が中止されている。今回の延期は、Appleとサムスンが長年にわたり繰り広げてきた知的財産をめぐる争いに、最高裁が最終的な結論を下すにあたっての地ならしと言える。 サムスンは2015年12月、最高裁に上訴し、Appleに敗れた知的財産権侵害訴訟の判決の見直しを求めた。この判決でサムスンは5億4800万ドルの損害賠償をAppleに支払うよう命じられていた。最高裁は21日にサムスン側の申し立てを受理。意匠に関する訴訟で判決が見直されるのは、1