タブレットの需要は引き続き下降線をたどっている。 調査会社IDCの米国時間10月31日の発表によると、「iPad」が市場シェアの4分の1近くを占めるものの、Appleのタブレット出荷台数は2016年第3四半期に6%超減少したという。同社の第3四半期の出荷台数は930万台、対する前年同期は990万台だった。 ライバルのサムスンも、第3四半期のタブレット出荷台数が前年同期の810万台から650万台へと19%減少したとIDCは述べている。IDCは落ち込みの原因として、タッチスクリーンやペンを使用するスレート型タブレットの市場が低迷しており、サムスンがこの市場に大きく依存している点を挙げている。 一方、より低価格な着脱式コンピュータの出荷台数は、「RCAなどのメーカーが市場に殺到するのに伴い過去最高」に達しているという。着脱式タブレットは、取り外し可能なキーボードやマウスに対応している。 ただし、