三菱UFJフィナンシャル・グループは7月8日、ビットコインなど仮想通貨を扱う取引所大手・米Coinbaseと資本・業務提携することを明らかにした。仮想通貨やブロックチェーン技術を銀行取引の利便性向上に生かしたり、新ビジネスを検討する。 三菱東京UFJ銀行とUFJキャピタル、米ベンチャーキャピタルのファンドSozo Venturesが、総額1050万ドル(約11億円)を出資する。 三菱UFJフィナンシャル・グループはCoinbaseについて「米国で銀行業の認可を取得するなどコンプライアンス面もしっかりした企業」と評価。仮想通貨の取引所を規制する改正資金決済法の施行を見すえ、新ビジネスの可能性などを模索する。 関連記事 三菱UFJ銀、独自の仮想通貨を一般向けに発行か 三菱東京UFJ銀行が独自の仮想通貨を一般ユーザー向けに発行すると、朝日新聞デジタルが伝えた。 ビットコインなど仮想通貨を規制する