2016年05月11日00:45 カテゴリその他 櫻井眞氏の「博士課程修了」は経歴詐称か 日銀の政策委員になった櫻井眞氏の経歴が問題になっている。上のように「東京大学大学院経済学研究科博士課程修了」となっているが、大学関係者が一致して指摘するように「博士課程修了」というのは「博士号取得」という意味であり、櫻井氏(及び岩田副総裁)の場合は「単位取得退学」とか「満期退学」と書くのが学界のルールである。 学部でも、単位はとったが卒論で落ちた人は「卒業」ではなく「退学」である。これは今も昔も同じで、「当時はそういう慣行だった」という日銀の説明はおかしい。ちなみに私は博士号を取得しているが、そういうときは「博士課程修了」などと書かず「学術博士(慶應義塾大学)」と書く。 櫻井氏の「修士論文」が4ページしかないというのが問題になっているが、彼が大学院に入学した1970年は東大入試が中止になった翌年で授業
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