Appleは過去1年で、これまでのどの年よりも多くの女性やマイノリティを採用し、従業員の多様性向上に向けて前進したと述べているが、同社の人種および民族の構成は2014年からほとんど変化していない。 Appleが米国時間8月13日に公開した多様性に関する年次レポートによると、同社が過去12カ月間に採用した従業員のうち、女性は全世界で前年比65%増加し、米国内では黒人が同50%、ヒスパニック系は同66%増加。つまり、11万人の従業員を抱える同社は、全世界で女性1万1000人、米国内では黒人2200人とヒスパニック系2700人を採用したことになるという。 Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は、レポートに寄せた書簡の中で次のように述べている。「これは、1年間に採用したマイノリティーの従業員数が最多だったことを表している。さらに、2015年の最初の6カ月間で、米国で採用した