史上最大級の分散型サービス妨害(DDoS)攻撃を引き起こしたIoTマルウェア「Mirai」のソースコードが公開された問題で、米国土安全保障省のセキュリティ機関US-CERTは10月14日、DDoS攻撃発生のリスクが高まったとして組織や個人に対策を呼び掛ける勧告を出した。 これに関連してICS-CERTは、Sierra Wireless製のゲートウェイ製品について、Miraiに感染する恐れがあるとしてデフォルトのパスワードを変更するよう呼び掛けている。 Miraiはルータや防犯カメラといったIoTデバイスに感染してボットネットを形成するマルウェア。9月下旬、米セキュリティ情報サイトの「Krebs on Security」が620Gbpsにも達するDDoS攻撃を受けてダウンした事件には、Miraiが使われたと伝えられていた。 US-CERTによれば、MiraiはIoTデバイスにありがちなデフォ