科学・技術・工学・数学(STEM)教育が注目されている一例として、電気を使わない木製の子ども向けプログラミング教材「Cubetto」を以前紹介した。これは、LOGO言語のタートルグラフィックスを木のブロックとタートル、床に広げるシートで再現する教育玩具だ。Cubettoでプログラミングに必要な論理的思考力を養えるものの、シート上で駒を動かす双六(すごろく)風なので、プログラムで何かを操作している感覚に乏しい。 これに対し、Tangible Playが販売している「Osmo Coding」は、プログラムのビルディングブロックに相当するピースを並べてiPad上のキャラクタを操作できる興味深い教育玩具だ。