「モンストは、けた外れの投資をしてYouTubeアニメなどのメディアミックス施策を行ってきた。他社のタイトルと比べるとIP(知的財産)として成長できているのではないか」――ミクシィの森田仁基社長は2月9日の決算説明会でそう話し、今後もメディアミックスを通じて「モンスターストライク」(モンスト)などのエンターテインメント事業を成長させていく方針を示した。 同社は2月9日に発表した16年4月~17年3月の通期業績予想で、売上高を2060億円に下方修正(前回予想は2180億円)した。海外版モンストや一部新規ゲームタイトルが不調だったためという。一方、モンストの国内アクティブユーザー数の伸びは順調とし、エンタメ事業の第4四半期(17年1~3月期)の売上高予想は過去最大の600億円(前年同期の実績比114.6%)に設定した。 スマホゲームは「マス広告やゲーム内施策だけでは維持できない」 モンストは、