スマートフォンにも指紋認証や虹彩認証、顔認証といった生体認証セキュリティが採用されるようになってきた。生体認証は利便性が高く使いやすいものの、個人の身体的特徴を利用しているため、認証データが流出した場合などでも変更できない短所がある。 それに対し、手書き文字認識を採用するスマートフォン向けセキュリティアプリ「BioTect-ID」は、生体認証の手軽さとパスワードの柔軟性を両立できるシステム。現在クラウドファンディングサービス「Kickstarter」で支援募集中だ。 BioTect-IDは、手書き入力される4桁の文字や数字、記号、顔文字でユーザー認証をするシステム。特定のアプリやデバイス全体を不正アクセスから保護する。指紋、虹彩などの身体的特徴を利用する生体認証と異なり、いつでも変更可能なメリットがある。