「デジタル時代に即したインクの規格標準化を」──ワコムは10月27日、東京都内でイベント「Connected Ink Tokyo」を開催。同社がデジタルインク(デジタルペンで書いた軌跡のデータ)の業界標準策定のために準備してきた「デジタルステーショナリーコンソーシアム」を、米国デラウェア州で10月26日(現地時間)に設立したと発表した。 デジタルステーショナリーコンソーシアムでは、同社のデジタルインク向けミドルウェアとなるWILL(Wacom Ink Layer Language)をベースに標準を策定し、広くデジタルペンとデジタルペーパーの普及を目指すことになる。 また、その会場においてワコムは、ワン・トゥー・テン・ドライブ(以下1→10drive)と共同で、脳波と筆跡が連動して送った相手に書いたときの感情を伝えられる“感情を伝える手紙”のプロトタイプを公開した。1→10driveが開発し
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