freeeは10月25日、ジャパンネット銀行と共同でクラウド上で完結する融資サービスを開始すると発表した。金融サービス提供主体との連携において、クラウド型会計ソフトのデータを活用した審査を実現するのは国内初だという。 同サービスでは、ブラウザから審査に必要なデータをジャパンネット銀行に提供することで、融資に関する申し込みの工数を削減する。これにより、従来のローンでは2~3週間を要していた審査結果の受け取りが、最短で当日に短縮できる。 また、融資判断に必要なデータがクラウド上で共有されるため、稟議のために紙の資料をデータ化したり、メールで送付されてきた財務諸表を社内展開したりする手間を減らし、審査プロセスをスムーズに進められる。クラウド型ソフトウェアの特性を活かし、その事業者の最新の財務状況を把握でき、リアルタイムデータに基づいた審査により、より的確な融資判断が可能だという。 資金調達は中小