JR新宿駅新南口近くにある大型書店・紀伊国屋書店新宿南店(渋谷区)が、7月下旬をめどに売り場を大幅に縮小することが分かった。現在の6フロア(1~6階)のうち、洋書中心の1フロア(6階)のみ残し、ほかは撤退する。「ビルオーナーと賃料などの交渉がうまくいかなかったため」という。 新宿南店は1996年、タカシマヤタイムズスクエア内にオープン。コミックやライトノベル、参考書、実用書、雑誌、文庫、ビジネス書、洋書などを幅広く扱っている。 新宿南店の大幅縮小により、新宿エリアの紀伊国屋書店の大型店舗は、JR新宿東口方面にある本店のみとなる。 関連記事 太洋社に連鎖、書店14社が休廃業 東京商工リサーチ調査 出版取次中堅の太洋社が自己破産を申請するまでの一連の動きに連鎖し、書店の休廃業が相次いだ。倒産した芳林堂書店とあわせて15社に連鎖したとしている。 芳林堂書店が破産申し立て 首都圏で書店を展開する芳