教育分野で利用されるソフトウェアやコンテンツ、データの国際標準化を進める一般社団法人日本IMS協会が6月3日に設立された。 内田洋行、デジタルナレッジ、日本電子出版協会、ネットラーニングホールディングス、法政大学情報メディア教育研究センター、放送大学の6団体が設立メンバーとなり、今後、約20社まで参加企業を拡大。この分野での世界的に活動している米IMS Global Learning Consortium(IMS-GLS)との連携も図る。 日本IMS協会の会長に就任した放送大学学園理事長の白井克彦氏は、「eラーニングや教育ICTでソフトウェアやコンテンツ、データはますます重要性を増している、その一方で、標準化しないと相互運用性を取ることができないという課題が発生する。相互運用性を実現することで、共有や再利用、開発コストの低減を図っていくための標準化活動を進めるのが役割」だとした。 理事を務