日本IR協議会は14日、2016年度「IR優良企業賞」の結果を発表した。IRに積極的に取り組み、市場関係者の高い支持を得るなど優れた成果をあげた企業を表彰するもので、今回で21回目の開催となる。最高賞となる「IR優良企業大賞」は、住友金属鉱山と東京海上ホールディングスで、いずれも大賞としては初選出となる。 審査対象は、日本IR協議会の会員企業のうち株式を公開している企業。2016年度は対象258社の中から、IR優良企業大賞2社のほか、IR優良企業賞7社、IR優良企業特別賞3社、IR優良企業奨励賞2社の合計14社が選ばれた。 大賞の住友金属鉱山は、事業環境に左右されず丁寧なステークホルダーへの説明を行っている点が評価された。同じく大賞の東京海上ホールディングスは経営トップがIR活動を率先して実行し、個人投資家向け説明会に登壇するなど発信力を高めている点が評価された。 その他の入賞企業は以下の