「Ansible 2.0」の開発にあたっては、大がかりな設計の再構築によってさまざまな新機能の追加を可能にしており、playbookをpythonなどの言語で記述できるようにし、playbookやタスクの記述にともなう負担の軽減や、ユーザー間でのタグや関連付けを利用したタスクのグループ化を実現している。 新たな記述方法を採用したplaybookの処理機能は、完全に1から作り直し、エラーをよりわかりやすく提示するとともに、YAMLによる修正のアドバイスを提供する。また、バージョン1.9.xではタスクを行単位で実行していたためループ機能が利用できなかった(バージョン1.6において削除されていた)が、「Ansible 2.0」ではタスクをダイナミックに実行するため、ループ機能が復活した。 さらに、従来バージョンではすべての対象ホストに対して単一のタスクのみ実行可能であったが、「Ansible 2