日本旅行業協会(JATA、新町光示会長)とXMLコンソーシアム(鶴保征城会 長)は、旅行業界での電子商取引を推進のため、XML(拡張が可能なマーク付 き言語)を利用した旅行商品取引の標準規格「TravelXML」を共同で開発した と発表した。今回、規格を「TravelXML 1.4」勧告として公表するとともに、すべてのXML Schemaの公開を開始した。 「TravelXML」は、「国内旅館・ホテルとの在庫照会・予約に付随する手配 データ提供仕様」など10取引分野を対象として、これまで旅行会社が個別に定 義していた旅行業EDI(電子データ交換)の仕様を標準化した規格。 通信手段にインターネットとXMLを採用することで、国内海外の宿泊施設、 ツアーオペレーター、旅行業者などとリアルタイムで結び、業界全体でのシス テムの効率化による業務スピードの向上やコストダウン、顧客へのサービス向 上を目
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