印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます ラックは、同社が運営する大規模な標的型攻撃事案への緊急対応サービス「サイバー119」の対応強化を目指した「インシデント対応ツール(仮)」のプロトタイプを完成させた。標的型攻撃の脅威にさらされた組織の端末情報を収集、解析するためのもので、同社の研究開発部門であるサイバー・グリッド・ジャパンが中心となって開発を進めてきた。9月1日に発表した。 サイバー119は、年間350件を超える緊急対応を通じ、標的型攻撃を受けた多くの組織には遠隔操作ウイルスのような高度に作り込まれた不正なソフトウェアが仕込まれてしまい、攻撃の被害は企業ネットワークの深部にまで及んでいることを確認しているという。 攻撃者は、狙い定めた企業への侵入に一度成功すると、攻撃の痕