ブラウザメーカー各社による新しいウェブ標準フォーマットのサポートが一歩前進した。狙いは、オンラインゲームや音楽ストリーミングのほか、VR、AR、暗号技術などを利用するアプリケーションをウェブブラウザ上で「ネイティブ並み」のパフォーマンスで実行できるようにすることだ。 「WebAssembly」(wasm)と呼ばれるこの新フォーマットは、2015年6月の最初の発表、2016年3月の各種ブラウザでの実験的な実装を経て、現在は「Browser Preview」段階に進んでいる。 新しいランタイムであるWebAssemblyは、より強力なウェブアプリケーションをサンドボックス環境で実行できるようにする「ウェブのための仮想CPU」と考えることができる。この標準化されたバイナリフォーマットの狙いは、ウェブをJavaScriptの限界を超えて発展させることだ。WebAssemblyは2017年第1四半期
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