先週発売された「iPad Pro」が、製造に関連する2つの問題の影響を受けているという。KGIのアナリストであるMing-Chi Kuo氏が今週、投資家向けのメモの中でそのことを明かし、ブログサイトのAppleInsiderがそれを入手した。 1つめの問題は、シャープがiPad Proの12.9インチスクリーンを製造するペースがAppleの需要に追いついていないことだ。2つめは、Appleの新しい「Pencil」(同タブレットで文字を書いたり、絵を描いたりするためのスタイラス)の製造が当初の計画ほど順調に進んでいないことだ。 明るい面に目を向けると、現時点ではシャープがiPad Proのスクリーンの唯一のサプライヤーだが、サムスンもサプライヤーに加わって製造を拡大する見通しだとKuo氏は述べた。組み立て工程の細かい問題が解決されるにつれて、Pencilの製造状況も向上していくと同氏はみてい