2016年10月15日11:26 カテゴリ経済 電通事件をハートの契約理論で説明する 今週の大きな話題として、電通の「過労自殺」事件とオリバー・ハートのノーベル賞受賞がある。きのうのアゴラ経済塾では、これを組み合わせて考えてみた。 この事件の原因を、単なる長時間労働と考えるのは無理がある。なぜ彼女は「会社を辞める」という選択肢をとらないで、自殺に至ったのか。直接の原因は労災認定のように「精神障害」(鬱病)であり、正常な判断力を失ったことだろう。しかし彼女が「正社員」ではなくアルバイトだったら、こんな悲劇は起こらなかった。ここには長期的関係に過剰に依存した日本の会社の病理がある。 続きは10月17日(月)朝7時に配信する池田信夫ブログマガジンでどうぞ。 「経済」カテゴリの最新記事