Canonicalが先週公開した「Ubuntu 16.04」の最新機能の1つが、アプリケーションパッケージフォーマットのsnapだ。 CanonicalのUbuntuクライアントプラットフォーム製品とリリーストップのOlli Ries氏はUbuntu 16.04 LTSのリリースを発表する際、「snapアプリケーションはシステムの他の部分から分離されているため、snapパッケージのセキュリティメカニズムはUbuntuのすべての派生ディストリビューションで高速なイテレーション向けのプラットフォームとしての可能性が開ける」と説明していた。 だが、Canonicalの主張は半分しか真実ではない、とCoreOSのセキュリティ開発者で有名なLinuxカーネル開発者のMatthew Garrett氏は指摘する。 Ubuntuモバイル上でsnapパッケージを使うことは、確かにセキュリティの改善になるが、