ディー・エヌ・エー(DeNA)は11月20日、子会社でプロ野球団を運営する横浜DeNAベイスターズが、横浜スタジアム運営会社の子会社化を目指し、株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。買収総額は98億4000万円。球団と球場の経営を一体化し、効果的な設備投資や事業運営を迅速に行えるようにするのが狙い。 運営会社「横浜スタジアム」は、横浜DeNAベイスターズのほか、テレビ朝日、TBS、フジテレビの民放3社と横浜市が株式を5.75%ずつ保有している。TOBは24日から来年1月20日まで実施。買い付け数に上限を設けず、過半数以上の株式を取得して子会社化する。運営会社はTOBに賛同しているという。